【体験談】初めて猫を飼うために準備した物や猫との暮らしについて紹介します

ペット

こんにちは。保護猫2匹、大型犬のラブラドール・レトリーバーと一緒に暮らすワガセワです。

今まで猫とは無縁の生活をしていた私が、30歳を過ぎて人生で初めて猫を飼いました。

この記事では、初めて猫を飼うために準備したことや、猫との暮らしの様子などを紹介しています。これから猫を飼ってみたいな、という方の参考になれば嬉しいです

わが家に猫がやってくる?!

猫を迎え入れた経緯と当時の状況

知人が子猫を保護したものの引き取り先がなくて困っていたため、引き取ることにしました。
当時、息子は小学校1年生、娘は幼稚園の年長さん。 まだまだ子供に手がかかる時期だったので、
楽しみな反面、今まで猫を飼ったことがないけど大丈夫かな・・・と不安な気持ちもありました。

子猫を迎え入れるために準備したもの

キャリーバッグ
・システムトイレ※
・トイレシート、トイレ砂
・餌

・餌、水を入れる容器
・爪切り
・ブラシ
・おもちゃ(ねこじゃらしなど)
・猫用ベット

【補足】
*なぜシステムトイレ?
知人宅で保護されている時、おしっこで砂が固まるタイプのトイレを使用したところ、子猫がその固まった砂を食べてしまったようです。そのため、システムトイレに変更し、わが家でも同じものを使用しています。

*トイレはいくつ用意する?
飼う頭数+1つ用意すると良いと聞きましたが、わが家の場合は1つだけで様子をみました。問題があれば追加購入しようと考えていましたが、別の場所で粗相することもなく特別困らなかったので、それ以上は購入しませんでした。

*猫用ケージは必要?
1匹目を迎える時は用意しませんでした。
理由は、私が日中家にいて子猫の様子を見ることが出来たので、フリーの状態でも問題なかったからです。また、留守番時は、猫用に1部屋用意してそこで留守番させるようにしていました。ただ、いつの間にかドアノブにジャンプしてドアを開けれるようになってしまったので、それからは留守番の時も部屋中フリーにしています。
飼育状況に応じて、必要であれば購入してください。

*猫用ベットは必要?
猫用ベットは購入しましたが、そこではなくソファーがお気に入りでいつもそこで寝ていました。そのため、飼い始めて様子を見てから購入すればよかったなと思いました。

猫との暮らしが始まった!

初めてわが家に来た時の子猫の様子

その日はソファーの下やピアノの後ろに隠れて出てきませんでした。
譲り受けるときに、少し怖がりな性格ということと、オス猫は最初に「怖い」と感じるとなかなか切り替えが難しいと聞いていたので、こちらから無理に寄っていかず、猫から来てくれるのを待っていました。子どもたちは触りたい! と騒いでいましたが。。
とにかく子猫のペースに合わせるようにしていました。
それが良かったのか、翌日には出てきて一緒に遊べるようになりました。

一日どう過ごしてた?

最初のころは、昼夜逆転でした。日中はよく寝ているのに、夜中になるとひとりで大運動会。
部屋中走り回っていました。音など気になる人は、寝不足になるかもしれません。
私も最初はぐっすり眠れず、夜中に何度も目を覚ましていました。
でも、一緒に過ごすうちに生活リズムが変わり、私が寝るときには一緒にベットに行って
朝方まで寝るようになりました。

ごはんは1日に2回、朝と夜にあげていましたが、1回で全部食べ切ることはなく
好きな時にちょこちょこ食べていました。

留守番はどうした?

子猫用に1部屋用意してそこで留守番させていました。
でも、いつの間にかドアノブにジャンプしてドアを開けるようになってしまったので、そこからは留守番の時も家中フリーにしています。

気を付けたほうが良いことは、猫は思いもよらない動きをするということです。
狭い隙間、高いところ・・・いろんなところへ行きます。
そのため、食べてはいけないもの、危ないなと思われるものは忘れず片づけてください。
留守番させるときは特に注意して、危険なものはないか出かける前に必ずチェックしてください。

クローゼットも開けてしまうので、要注意。ふとんの圧縮袋が噛まれて穴が開いていたりします。
トイレも注意が必要です。万が一トイレの中に落ちてしまったら大変なので、とにかくトイレのふたは必ず閉めるように子供たちに徹底しました。

【わが家が特に気を付けているもの】
コードやひも類
 噛んで断線してしまいます。
ビニール類
 買い物用のビニール袋や、食パンの袋、コンビニのおにぎりのゴミなどもかじります。かじるだけならまだ良いのですが、飲み込んでしまうので注意が必要です。
薬や洗剤、電池などの危険物
 特に薬は飲んだ後のゴミも含めてしっかり片づけてください。
大切な書類など
 突然書類の上で吐く!なんてこともありますので。

わが家の猫は、引き出しやタンスは開けれないのでいつもそこに片づけています。
そういった場所に片づけれない場合は、猫が開けれない頑丈な箱などに収納しています。

トイレトレーニングはどうした?

保護先でトイレのしつけをしてくれていました。そのため、わが家では何もしていません。
トイレはここだよーとわかるところに置いてあげたぐらいです。
その後は場所を変えても、最初にここだよと何となく教えてあげるとそこでしていました。
別のところでしてしまうこともなく、とても楽でした。

猫と暮らしてみて分かったこと

猫のいたずら

・いろんなものを噛む
コードやセロハンテープ、モールなどを好んで噛みます。
携帯充電器は、あの細さが良いのか大好きでよく被害にあいます。

携帯の充電器などは、「猫の届かないところに片づける」「自分が見ているところで充電する」などの対処ができます。しかし、据え置きしている電化製品、例えばわが家の場合、電子ドラムや子供用勉強机の電気のコードなどは片づけることもできないので、コードチューブを使用しています。
本当はコードを束ねておくものですが、これでガード!
100均に売っているので、お困りの時は一度試してみてください。


・爪とぎ
猫用の爪とぎを何か所か置いていますが、壁や柱など気に入った場所があるとそこでも爪とぎをしてしまいボロボロになります。
いたずら防止用のスプレーなど試しましたが、わが家の猫にはあまり効果はありませんでした。
今では、仕方ないと諦めて猫の好きなようにさせています。

・よく吐く
毛玉などをいろんなところで吐きます。
アップライトピアノの上や布団、押し入れの中などあらゆるところで吐かれました。

・飛び出す
我が家は完全室内飼いなので、外に出ないよう注意していますが、知らないうちに網戸を開けて
ウッドデッキでくつろいでいることがありました。洗濯物を干そうと思って窓を開けるとベランダに出たりもします。隙あらば外に出ようと狙っているので、気が抜けません。

連泊で出かけるのが難しい

1泊2日ぐらいなら猫はお留守番できるよ、と聞いていましたが最初は心配で日帰りで出かけていました。人見知りで特定の人にしか懐かない猫だったので、どうしてもの時は、ペットホテルは使用せず実家の母にお世話をお願いしていました。(なぜか母だけは大丈夫だったので。)
今は、1泊ならお留守番させて出かけています。

家の中にも危険がいっぱい

・誤飲、誤食
家の中に置くゴキブリ駆除薬や自分たちの飲み薬などは特に注意してください。
薬を飲んだ後のゴミも誤食する可能性があるので注意です。

他には、子どもたちの遊ぶおもちゃ、例えばレゴやアクアビーズなどの細かいものは特に気を付けていました。子どもの工作も危険です。我が家の猫は、ひもやモール、わたなどが大好きで袋に入れておいてもそれを破って取り出していました。特にひも状の長いものは、飲み込むと危険なのでしっかり管理したほうが良いです!

・首輪
もし首輪をつける場合は、誰かが見ていられる状態ではじめるのをおすすめします。
思わぬ事故、例えばひっかけてしまったり、取ろうとして口に引っかかってしまったりするからです。
わが家の猫は首輪を嫌がったため断念しましたが、最初試したときは取ろうとして口に引っかかり暴れてなかなか取れず、ヒヤッとしたことがありました。

予想外だったこと

・病院の費用
ワクチンやノミダニ駆除のための薬などにお金がかかります。
予想以上に高くて最初はびっくりしました。

・子どもたちのアレルギー
猫をかまうと目が赤くかゆくなったり、なめられるとそこに蕁麻疹がでることもありました。
血液検査をすると子供2人とも猫アレルギーがあることがわかりました。
心配しましたが、一緒に過ごすうちに慣れてきたのか、今ではかゆくなる回数が減り、蕁麻疹が出ることもほとんどありません。

猫ってなんてかわいいんだろう

ここまで読んで「猫を飼うのは大変そう」と思われるかもしれません。
でもそれ以上のものを私たちに与えてくれます。
懐いて甘えてきたり、帰宅時には「さみしかったよ」と言わんばかりに鳴いて玄関まで出迎えてくれます。幼少期、犬しか飼ったことがなかった私には、猫にはこんな一面があるんだ!と驚きでした。
そして、子供たちの心の支えにもなってくれます。
遊び相手になってくれたり、子供がお風呂に入ると浴室についていき見守ってくれています。
特に娘のことは“俺が守らなくては!”と思っているのか、ことあるごとに駆け付けてくれます。

初めて猫を飼ってみて、分からないことが多くてどうしたらよいだろうと思うことはあっても、
「あの時このこを引き取らなければよかった」と思ったことは一度もありません。
わが家にとって大切な存在です。

まとめ

以上、私が初めて猫を飼った体験談を紹介しました。

初めて猫を飼うことに不安があるかもしれません。
私も、最初は猫との暮らしが想像できず漠然とした不安しかありませんでした。
でも一緒に暮らすうちに性格や行動パターンがわかってきて、少しずつ不安も減り余裕もできました。

猫を飼って6年目。まだまだ心配なことや、びっくりすることも起きますが、それも含め猫との生活を楽しみたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

*わが家の犬猫たちはこちらの記事で詳しく紹介しています。 あわせてご覧ください。