こんにちは。保護猫2匹、大型犬のラブラドール・レトリーバーと一緒に暮らすワガセワです。
初めて猫を飼おうと考えた時、オスとメス、どちらがよいか悩んだことはありますか?
わが家には、オス猫、メス猫の両方いますが、初めて飼ったのはオス猫でした。
この記事では、実際に猫を飼ってみて感じたオスメスの違いや特徴などを紹介しています。
猫を飼う前に、オス猫メス猫の違いや特徴を知りたいという方の参考になれば嬉しいです。
*この記事は、実際にわが家で飼っているオス猫・メス猫の情報をもとに作成しています。
猫の性格や気質などは、猫それぞれで異なるためあくまでも目安として下さい。
わが家の猫たち紹介します
イタズラ好きで甘えん坊なオス猫
性格
寂しがり屋で甘えん坊。自己主張が強めです。
机で何か作業をしたり子供が勉強していると、そこに乗ったり手元にすりすりして甘えてきたりします。かわいいんですが、急ぎのことをしているときはだいぶ邪魔です。
叱られると分かりやすくしょんぼりして、機嫌を取ろうと甘えてすり寄ってみたり、ごめんねと言わんばかりにペロペロ舐めてくれます。これをされると許してしまうんですよね。
自分のお気に入りの場所を見つけると一日の大半をそこで過ごしています。
縄張り意識が強いようで、お気に入りの場所にメス猫や犬が近寄るのを嫌がります。
人見知りで、特定の人にしか懐かないため、知らない人が来ると逃げてどこかに隠れてしまいます。
行動
好奇心高めで、隙あらば外へ飛び出そうとするのでドアを開けるときは要注意です。
何度か、気づかないうちに網戸を開けて庭に出ていることがあったので、今は開けれないように対策しています。
メスに比べてイタズラが多く、わが家の場合一番多いのが、コード類を噛むことです。
携帯の充電器やイヤホンの線など今まで何本も被害にあいました。
気を付けていても、ふとした隙を狙うんですよね。。
しまっておいた石油ストーブのコードが噛まれて断線してしまい、使えなくなったこともありました。
鳴き声
鳴き声が大きく、鳴くことで自己主張します。
おなかが空いたときはもちろんですが、トイレに行きたいときに鳴くこともあり、猫は用を足す姿を見られるのが嫌いだと思っていたので、驚きました。
トイレのあたりで鳴くときは見に行ってあげると、安心してトイレを使います。
時期によっては、部屋の中や窓の外に向かって何かを呼ぶように大きな声で鳴くことがあります。
特に、朝家族が起きてきて小中学校や仕事に出かけていくまでの時間帯によく鳴いています。
去勢手術済みですが、もしかしたら発情期の関係で鳴いているのかなと思ったりもします。
体つき
メス猫と比べて初めて分かりましたが、体つきも顔も大きめです。
わが家のオス猫は毛がふさふさしているので、もさっとしていて、より大きく見えます。
一緒に暮らす犬や猫との相性
犬と暮らしてもうすぐ4年が経ちますが、ようやく少しずつ慣れてきた感じです。
成猫になってから犬を迎えたため、初対面からずっと警戒していて、犬が来てしばらくは押し入れやクローゼットなどに隠れていました。
徐々に出てくるようになっても、犬をいつも警戒し、出会えばシャーとか唸り声を出して威嚇していました。
少しずつ慣れて、寝ている犬のにおいをかぎに行ったり、犬のそばを通り過ぎたりするようにはなりましたが、いまだに威嚇もしています。
メス猫に対しても、初めは警戒し近寄ってくると威嚇。ストレスだと思いますが、メス猫を迎えた頃は耳の後ろをよく掻いて毛が薄くなったこともありました。でも、一緒に過ごすうちに慣れてきて、今ではストレス行動もなくなり毛も元通りに。お互いに毛づくろいし合ったり、一緒に遊んだりと仲良く過ごしています。
わが家の子供たちとの相性
優しい性格のおかげか、子供たちとの相性は抜群です。子供たちに対して、威嚇したり攻撃的な態度をとったことはありません。
人見知りなので、子供のお友達が来ると最初は逃げて姿が見えなくなります。慣れてくるとごく稀にみんながいる部屋に現れるので、お友達の間では幻の猫と呼ばれています。
【参考】
私の実家にはオスの白猫がいますが、わが家の猫以上に縄張り意識が強く、自分のテリトリーに入られたり、ペースを乱されるのが大嫌いです。気性も荒く、気分が乗らないときに触られたり、しつこくかまわれると怒って噛んだり引っかいたりします。
わが家の子どもたちは、自分の家の猫と同じようにかまうので“引っかかれて流血!”なんてことが多々あります。
落ち着ているときは甘えてきたり、撫でるとのどを鳴らして喜んでくれるんですけどね。やはり同じオスでも、猫の種類や性格、気質、飼育環境などによって特徴は異なります。
温厚でおとなしいメス猫
性格
温厚でおとなしく、自立していて手がかかりません。「おなかが空いた」「かまって欲しい」など、自分の欲求があるときに寄ってきて、甘えます。オス猫とは逆で、必要以上には寄ってきません。
先住の犬や猫に対しては物おじせず大胆なところもありますが、物音や人の動作などには敏感で警戒心が強いです。
縄張り意識は低めで、お気に入りの場所があってもオス猫にとられると次の場所を探しに行きます。オス猫に対して本気で威嚇したところは見たことがありません。
行動
外に興味はありますが、出たい!と鳴いたりすることはないです。外を静かに眺めています。
オスに比べイタズラも少なく、ビニール類を噛んでしまうのが唯一の難点ぐらいです。
自由気ままに動いては休む、いわゆる「わが道を進む」タイプです。
鳴き声
オス猫に比べ鳴き声がとても小さく、最初はびっくりしました。
自分の意思を主張したいときも、とってもかわいく小さな声で鳴きます。
家の中でシャーシャー威嚇したり、怒った声は聞いたことがありません。
体つき
オスに比べ、小柄で顔も一回りくらい小さいです。
わが家のメス猫は、小柄な割に体重がオス猫より少し多く太り気味です。。
昨年、ワクチン接種のために動物病院へ行ったとき、「これ以上太らないように」と
言われてしまい、ただ今ダイエット中です。
本当なら、もう少しスラっとしているんだと思います。
一緒に暮らす犬や猫との相性
初めて先住のオス猫と犬に会っても、威嚇したり怯えることも全くありませんでした。
一緒に暮らして2年たちますが、変わらず対立することなく穏やかに過ごしています。
犬が散歩から帰ると玄関まで出迎えて、においをチェックする姿に癒されます。
先住のオス猫に対しても一度も攻撃的になったことはなく、逆に威嚇されても寄って行くのでオス猫に怒られています。
基本はオス猫を優先にしていて、オス猫が食べているものに手を出すことは絶対にないし、自分が食べているところにオス猫が来たら譲ってしまうことさえあります。
あまりにオス猫に対し遠慮する姿が見られたときは、うまく手助けをしています。
ここまで聞くと、メス猫がオス猫に怯えている様に思われるかもしれませんが、そんな感じでもなく、自分から寄って行って一緒に遊んだり、毛づくろいしあったりと仲良くしています。
わが家の子供たちとの相性
私と主人より子供たちの方が好きと言ってもいいぐらい、子供たちに懐いています。
初めて遊びに来るお友達にも近寄っていったり、子供たちが遊んでいる部屋に行ってくつろいでいることも多いです。
子供たちや遊びに来たお友達に対しても、威嚇したり攻撃的になったことは一度もありません。
オス猫を先に飼ってみて思うこと
わが家の場合は、オス猫を先に飼いました。
それまでは猫を飼った経験がなかったので、猫と聞くと「気分屋で、好きな時にしか寄ってこない。なんだかツンとしているイメージ」でした。
でも、オス猫を飼ってみてそんな猫のイメージはガラッと変わりました。
人懐っこくて甘えん坊、名前を読んだら反応してくれて、毎日そっとそばに寄り添ってくれる。
猫って、こんなにかわいいものなのか!と感動しました。
オス猫を迎えた時、私は専業主婦で毎日一緒に過ごすことが出来たので、寂しがり屋で甘えん坊なオス猫でよかったなと思っています。
逆に、メス猫を迎えた時は共働きでお留守番の時間が長かったので、手がかからないメス猫で助かりました。必要以上に甘えてこないし、ケージでの留守番にもすぐ順応してくれました。
オス猫を飼い始めた環境とは異なるため一概には言えませんが、メス猫は与えられた環境に順応しやすいのかなと感じています。
最初の頃は、早くから自立していくメス猫の姿に少し物足りなく寂しいなと思いましたが、その分たまに甘えて来た時のギャップがたまらなく愛おしい!!ツンデレってやつですね。沼ります。
まとめ
今回は、わが家のオス猫、メス猫の違いや特徴を紹介しました。
オス猫はイタズラ好きで甘えん坊、メス猫は自立していておとなしい、といったところでしょうか。手はかかるけど甘えん坊な猫を好む場合はオス猫を、あまり手がかからず落ち着いた猫を好む場合はメス猫が良いかなと思いますが、ここで紹介した特徴はあくまでも一部にしかすぎず、実際にはそれぞれ猫の種類や性格、気質などによって異なると思います。(わが家の猫は雑種です。)
オス猫メス猫のどちらが飼いやすいかは、みなさんの好みや相性、生活スタイルによって変わってくるかと思いますが、やはり性別関係なく、どんな猫でも一緒に暮らしたら大切な家族です!!
私も2匹目のメス猫を迎えるまでは、「そもそもオスとメスでどう違うんだろう」「オス猫しか知らない自分にメス猫が飼えるのかな」なんて考えていましたが、今は全く思いません。
わが家の猫たちが一番かわいいし、飼いやすい!きっと皆さんも飼ったらそうなるはずです!
性別関係なく、愛猫との生活は癒され幸せな気持ちにしてくれますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
*わが家の犬猫たちはこちらの記事でも紹介しています。 あわせてご覧ください。
コメント