こんにちは。保護猫2匹、大型犬のラブラドール・レトリーバーと一緒に暮らすワガセワです。
猫と犬を飼いたいと思ったとき、どちらが先のが飼いやすいか考えたことはありますか?
わが家は最初に猫を迎え、そのあと大型犬のラブラドールを、そしてもう一匹の猫を迎えました。
この記事では、「猫の後に犬を迎えた時」と「犬の後に猫を迎えた時」を比較して紹介しています。
猫と犬の両方を飼ってみたいけど、どちらが先のがスムーズにいくの?実際に犬と猫は仲良くなれるの?と気になる方の参考になれば嬉しいです。
*猫や犬の性格や気質などは、それぞれで異なるためあくまでも目安として下さい。
猫と犬どちらが先のが飼いやすい?
猫の後に子犬を迎えた時の様子
先住猫と子犬の年齢・性別
先住猫が2歳の頃、生後2ヵ月の子犬を迎えました。
ともに性別はオスでした。
顔合わせの方法
先住猫はフリー、子犬はケージ内に入れた状態で初めて対面させました。
子犬のケージはリビングに置いて、いつでも様子が見れるようにしていました。
対面した頃は、先住は猫遠くのほうでシャーシャー威嚇していましたが、徐々に警戒しながら近づき様子をうかがっていました。
逆に犬は猫が気になり、猫が近づいて来ると喜んで、一緒に遊びたい様子でした。しかし、犬の動作が大きいので猫が驚いて逃げてしまい、なかなか距離が縮まりませんでした。
猫の後に子犬を迎えるメリット・デメリット
メリット
子犬だったのでケージの中に入れて行動を制限でき、猫のペースに合わせて対面させることができました。
デメリット
迎えた犬が活発的な性格だったので先住猫は驚かされることが多く、警戒心が高まり慣れるまでに時間がかかりました。初めの頃は一緒の部屋にいることも無理で、先住猫がどこかに隠れてしまうことも多々ありましたが、犬を迎えてもうすぐ4年になる今は、一緒の部屋で過ごせるようになりました。仲良しとまではいきませんが、犬が寝ているとにおいをかぎに行ったりしています。
犬の後に子猫を迎えた時の様子
先住犬と子猫の年齢・性別
犬が2歳の頃、生後2か月の子猫を迎えました。
犬はオス、新入り猫はメスでした。
顔合わせの方法
新入り猫をケージにい入れた状態で対面させました。
猫のケージはリビング横の部屋に置いて、隔離できる状態にしていました。
犬は最初から子猫に対して友好的で、吠えたり威嚇したことは今まで一度もありません。
子猫も最初から警戒する様子は見られず、初めて見る犬に興味津々といった感じでした。
犬の後に子猫を迎えるメリット・デメリット
メリット
子猫は警戒心が少なく、どちらかというと好奇心もって接してくれるので、先住の動物たちと対面させやすかったです。あとは、わが家の犬の温厚な性格にも救われました。子猫がとびついたり、しっぽで遊んでも怒ったりすることなく受け入れてくれていました。子猫も犬も最初から警戒心を抱くことがなかったので、お互いをフリーで生活させるのに時間はかかりませんでした。
デメリット
犬が先で後から子猫を迎える方が難易度は低く感じましたが、犬が自分の大きさを把握せず、一緒になって追いかけっこするので踏んでしまうんじゃないかとハラハラでした。
犬と猫の仲良し生活を実現するには?
犬と猫の性格の違いを理解する
わが家の犬は、とても温厚で誰に対しても友好的だったので、猫と一緒に飼うには適していました。しかし、子犬といえど体が大きく行動が大胆なので、成猫になってから犬と対面した先住猫にとっては恐かっただろうなと思います。猫は一度恐怖心をもってしまうとなかなか払拭できないようで、先住猫はいまだに、後から迎えた猫のようには犬と仲良くなれていません。
このように犬と猫では性格も気質も異なります。犬猫の性格を理解し、それぞれに合った方法で対面させたり生活できるようにすることが重要です。
家庭環境の調整
犬と猫がストレスなく共存するためには、家庭環境の調整も欠かせません。
特に猫が休めるスペースの確保が重要です。
犬が届かない高いところに、ゆっくり休めるスペースを作ってあげるといいと思います。
わが家はカーテンレールに上るのが好きだったので、そこからいろんな場所へ歩いていけるようにキャットウォークを作りました。
他には猫用の出入口をドアに作って、猫が自由に好きな場所へ移動できる方法を考えました。
長い目で見守る
猫、犬のペースに合わせて、無理強いせず長い目で見守る気持ちが大切です。
私も犬と猫を初めて飼ったときは、とにかく仲良くしている姿が見たい!と思って、なんとか一緒に過ごせる方法はないかとアレコレ試しました。でも、無理は禁物。こちらが無理に距離を近づけても、仲良くなることはないし、関係が余計に悪化してしまうことも考えられます。
まとめ
わが家の場合、「私が憧れていた“猫と犬が仲良く遊ぶ姿”」を見れたのは、犬を先に飼ったときでした。犬の後に猫を迎えるほうが、逆に比べて打ち解けるのが早く、仲良くなりやすかったです。
犬はどちらの猫に対しても攻撃的になることは無くとても友好的でした。
ただ、先住猫からはよく威嚇されるので近くに寄ってくると犬は緊張した顔つきになっています。犬の後に迎えた猫は、そういった攻撃的な態度は全くないので、一緒に遊んだり仲良く寄り添う姿が見られます。そういったことからも、やはり犬の後に猫を飼ったほうがスムーズにいくのではないかと思います。
余談になりますが、猫の後に犬を迎えた時は、先住の猫が犬に対してまったく心を開かなかったので、犬にも猫にも申し訳ない気持ちでした。でも2匹目の猫を迎えたことで、先住猫の犬への対応が変わり、徐々に犬の存在を受け入れてくれるようになりました。2匹目の猫が犬と仲良くする姿や犬の周りを悠々と歩く姿を見て、先住猫は「案外この犬は大丈夫なのかも」と思ったのかもしれません。
ここまでいろいろと書きましたが、猫と犬のどちらを先に飼うにしても、一番大切なのはそれぞれに対する愛情と配慮です。もしかしたら「理想とする犬と猫の姿」にならないかもしれませんが、それも受け入れる覚悟で飼うことをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
*わが家の犬猫たちはこちらの記事で詳しく紹介しています。
わが家に来た経緯や犬猫たちの性格などをまとめていますので、あわせてご覧ください。
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